誰しもが幸せになりたいと願うはずだ。

ただ、誰もが幸せになる方法を知らない。

幸せは人それぞれだと言えばそれまでだが、きっとそうじゃない。

最低限の幸せというものは存在するものだ。安定した収入、衣食住の確保、彼女が出来る。結婚する。子供ができるみたいな・・・。

まあ、きっとここで論じても答えなんてものは存在しない。だが僕は無意味なことに意味を見出すことが好きなので、自分の幸せについて論じてみる。

まず、幸せをどう定義するかによると思う。

幸せとは恒久的ではないと考える。人生波があるもので、山あり谷ありとよく言われると思う。しかしその前提が間違いなのだ。

きっと我々は、幸せを定義する前から幸せなのだと考える。

前提から間違っているから幸せになれないのだ。

別にそれは悪いことではない。

幸せになるために、ああしようこうしようと誰しもが頑張り努力を行う。

それ自体になんの否定もない。

ただ、幸せという概念自体の思考が違うという話なだけである。

さて前提が間違っているというのは、そもそも元から幸せなんだよって話な訳だが、ああそうですか私は幸せだったんだと実感する訳がない。

なぜなら幸せだと思っていないからだ。

今の私は幸せじゃなくてこれから幸せになるものだと勘違いしているからだ。

ある種の一次的な欲望が満たされた状態のことを人は幸せという。

それはただの戯言だ。一瞬の幸せは幸せとは言わない。

なぜならそれはいつか失われてしまうからだ。

きっとそれでも人は幸せというだろう。

僕はきっとそういう風に思えることが幸せなんだと思う。

要は幸せを勘違いしている人が幸せなのだ。

もっと言い換えると、幸せだと思いこむことができる人間が幸せなのだ。

つまり誰しもが前提としては、幸せになれる権利を獲得しているのにも関わらず、それを信じることができないのである。

それはなぜなのか、今の世の中情報で溢れかえっているからである。

自分の中で、自分が一番だと信じることができないのだ。

調べればいくらでも自分より上がいる。

容姿にしても頭脳にしても運動能力にしても一番なんてなれないと思ってしまう。

だが、きっとそれでいいんだと思う。自分の中で一番になればいいのであって、世界の一番になる必要はない。

周りの評価なんてどうでもいいのだ。自分を信じることができる奴が幸せになる権利を獲得することができるのである。

長々語ったが、要はこの世界には余白が必要なのだ。

自由に考えて塗れるそんな余白がまだ残っているならば、誰か発掘してほしい。

ありったけの自由をそこに詰め込むことができるのだから。

以上、なに言ってるのかよくわからなかった・・でした！