自分はこの世界をテレビの外側から見ている傍観者だとたまに思うことがある。
この世界は自分のものではなくて、テレビという決められたルーツの中にある箱に近いものだと錯覚しているからであろうか。
何故そんな風に思うのか、それは自分が自分の世界でしか生きていないからである。きっと自分はいつの間にかこの世界に絶望して、自分の世界を構築してしまったのだ。
だからだろうか、きっと空は青くても黒く見えるのは、人の笑顔にも憎悪を抱くのは。
きっと僕はこの世界を見ることができない。だからこそ実はこの世界の本質に近づくことができるような気がする。
要は一般的な人間が持つ当たり前の感覚に僕は、嫉妬しているのだ。
だからこそ、いつも黙って生きてきた。
きっとこうなんじゃないか、ああなんじゃないかと言った所で理解されない。
伝えても意味がないと思っていたからだ。
正しくは、言語化できないと言った方が正しいかもしれない。
そんな風に思って生きてはいる。
けれどもまあ、結局の所世界は矮小で矛盾に満ちている。
宇宙からみたら人間なんて部屋の埃みたいなものだし、一貫性のある正しさなんで存在しない。
広く考えると、本当に世界を変えるためにはそこの統一化が必要なのではないだろうか。
潜在意識とも呼べるものの波長を合わせることが、きっと必要だと思う。
長々語ってはいるが、結局答えなんてものは存在しない。
この過程が答えであり、人生なのだ。
以上、何言ってんだこいつでした。